触れさせていただく喜び

最近、気がついた事。

私がマッサージを志そうと思ったきっかけは、

死の迫る方へのマッサージを通して

自分自身が感じた、なんとも言えない心地よさ

それは、ただ、皮膚で感じるものではなく

自身の全体を包むような、

自身から離れた場所で感じている

心地よさ、安心感、繊細さ、喜び、穏やかさ、、、

豊かさ、唯一無二のもの、

言葉で表現できる事がなく

それをクライアントと共有できるのは

お互いの感覚、フィーリング、

無言の共通認識、

もしかしたら私が感じているものとは違うものを感じていらしたのかもしれない。

でも、穏やかなのは伝わり、安心されているご様子で

マッサージをするといつも眠りにつかれていた。

その感覚は、普段のマッサージでは実はなかなか得られる事はなかった。

先日、死期が近いであろう方のもとを訪れ、マッサージをさせて頂いた

100歳近い、女性。

文字通り、骨と皮のような状態で

皮膚はとても弱く。ところところ、真皮と皮下組織の間に水をもち

一部は破綻している。

そのような方に、マッサージはできるのか?と言われそうだが

どのような状況であっても

ご本人が望む限りマッサージを行うのです。

それはやり方の問題にて

もちろん、手を皮膚の上に置いて、皮膚を引っ張ることはNGです

触れるか触れないかのマッサージ、一部上から触れる。

そんな施術。

冷たく、皮下脂肪や柔らかい組織がほとんどなくなっている状態は

とても、温もりを求め、柔らかさを求め、無機質より有機質を求め

なぜ触れないのか?と感じてしまう。

そして、その時に感じるのです。

とても繊細なあの感覚を

マッサージを志そうと思った時のあの感覚を

私自身の心が救われた。

その瞬間なのです。

触れさせて頂いた喜びを。

ありがとうございました。とお伝えします。

※こちらの施術が反映されているのは瞑想的フェザータッチです。

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