死期の迫っている状態を「ターミナル」といいます。
数年前に、ターミナルの方への施術をさせていただいた事がございます。
その方は、昼夜逆転と言って、昼間に寝て夜間に活動的になる。不眠状態。
またお元気な頃に比べて攻撃的となり、ご家族へも暴力的となる状態でした。
ご家族は、「いつまでも元気でいてほしい。」「運動をすれば元気になるのではないか」と期待されてリハビリとしての介入を希望されていました。
始めはヨガを提供し、精神の安定を図っていたのですが、ご自身でお身体を動かす事が難しくなり、ご自身の意思で「何かをする事」ができなくなっていきました。
そこで、「オイルマッサージ」をする事にしたのです。
この頃はマッサージの知識がなく、見様見真似でのご提供。
少しの圧でも受け入れられない状態でしたので、触るか触らないかのマッサージを
繊細に感触を研ぎ澄まして、クライアント様の状態を感じながら施すマッサージでした。
マッサージをすると必ず途中で眠られました。
それで、19時に訪問し20時に入眠したのを見届けて退出する。これをお亡くなりになるまでの5ヶ月間毎日行いました。
すると昼夜逆転は改善し、感情も穏やかになっていきました。
この時、オイルマッサージの必要性を感じたのでした。
目に見えない事のお話ではあるのですが、クライアント様の心地の良い素晴らしいエネルギーを感じていました。このエネルギーはお亡くなりになる直前であっても衰える事がない事も知りました。
この感覚を共有している。それは無言の共通認識だったのではないかと感じています。
それを体現したのが、新しいメニューです。
新体験となる事と思います。
まさに究極の癒しを目指します★
メンタル面へのサポートを受けたい方へおすすめです。
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