吉川結希(よしかわゆうき)

看護師
保健師
ヨガインストラクター
MTI(マッサージセラピーインスティチュート)レベル1・レベル2修了  

レベル2修了

プロフィール(ちょっと長めです)

1980年1月岐阜県の飛騨高山に生まれる。弟2人を持つ3人兄弟の長女として育つ。
両親は大きなレストランを経営しており、街を歩けば色々な方から声をかけられる子供時代。
両親が忙しいために、夕食は家で一人でとり、夏休みの大半は母方の祖母の家で過ごす。

母の実家は農業を営んでおり、ほうれん草のすぐりや出荷の手伝いをし、裸足で畑に入るのを楽しんで畑仕事の手伝いをしていた。
祖父は近くの川で魚を捕まえてきては楽しませてくれて、いつしか自身も魚を捕まえて遊ぶようになった。
祖母はよく小さな私の身体をマッサージしてくれた。背中を押してくれて、足や手、指を掴むようにマッサージしてくれた。とても気持ちがよくて、何回も「マッサージをして」と頼んだものだった。今から思うと、これが私とマッサージと出会いだった。

一方で家に男のマッサージ師が来て母をマッサージする事が嫌で嫌で仕方がなかった。エネルギー的な事にも敏感体質は今でも健在である。

小学3年生の時に担任の先生がお産にて、違う先生がやってきた。その先生の事が怖くて拒食症になってしまう。給食が苦しくて、吐きながら食べなければいけない事が辛くて、学校に行きたくなくなった。その時に父方の祖母が無理矢理にでも学校に行かせたことが、自分にとっては有り難かったと思っている。どんなに苦しくても逃げない、乗り越えられる事を教わったことはありがたかった。先生が戻ってきてからは給食が食べられるようになる。その間体重はみるみる落ちて、何度も死のうと思ったが死ねなかった。

5年生の頃父がアルコール依存症と診断される。肝臓を壊して、入院する。母からは余命が幾ばくもないと告げられる。
それなのに飲酒がやめられない父に対して、何度もやめるように伝え、幾度となく手紙を書いたが、家に帰ると飲酒してる父がいる。その内父は働けなくなり、レストランの経営も難しくなる。そのストレスも相まって、さらに父は身体を壊した。

家族はレストランを手放す選択をする。それは家族一同が家族を守るために願ってやまない手段だった。反面、街には「レストランが潰れた」という負い目を感じて生きていくようになった。

父は入退院を繰り返し、母は仕事のために朝は早く出かけ、仕事を掛け持ち、深夜に帰ってくるようになる。
家には私と祖母、弟二人。家には食材がなく、山から山菜をとってきて、祖母はお弁当を作ってくれた。そこから父方の祖母との絆が芽生えた気がする。

斐太高校に進学。その頃から病気で困っている人のために働きたい。どうにかその辛い気持ちを楽にしたいという気持ちが芽生えるようになった。
自分自身に自信が持てなかった私は、全身全霊を捧げることができる職業に就きたいと思い看護師になる事を決意する。ちなみに、小学生の時に一番なりたくなかった職業は看護婦さんだった。(3Kと言われて嫌だったから)

聖隷クリスファースト看護大学へ進学。
家を離れてからも、父の飲酒が止まらず。母は泣きながら「どうしたらいいのかわからない」「またお酒飲んどるけどもう、止められんもん」と苦痛の連絡が入る。遠くにいて何もできない時に父が入院中から親身に寄り添ってくださるケースワーカーさんの存在を思い出し頼ることにした。その方に連絡をとって、家に介入して頂いた。そして父は入院する事ができた。父や家族を救ってくれたこのケースワーカーさんのように、頼もしい医療者になろうと決意を新たにした。

2002年
東海大学医学部附属病院へ就職する
耳鼻咽喉科の病棟に配属される。頸部腫瘍の方、特にターミナルの方への看護が印象に残っている。いつ出血するか、窒息するかわからない状態でご本人の望む在宅医療へ向けた取り組みは忘れられない。夜間の不眠に対してどうにかして眠っていただきたいと、安眠のCDを持参したこともあった。今思ってもさまざまな患者さんの顔が思い浮かびます。
大きな手術を受けた後の、安静期間の関わり、沢山のドレーンや創部を大切にしながらの関わり、鎮痛剤、鎮静剤、栄養剤、抗生剤。それらを投与しながら進む術後の生活を耐え抜かれた患者さんの姿。

耳鼻咽喉科特有の処置介助にも付きました。気管カニューレの交換や経鼻内視鏡の介助。鼻の手術後にあの頃は数mのガーゼを鼻に詰めていたので、それを抜くときの激痛に対する介助。失神する方もいらっしゃいました。

2006年結婚、移住のために退職

2006年 日立横浜病院(現平成横浜病院)へ就職
整形外科外来へ配属
腰痛、膝の痛み、バネ指等の方へ先生の注射の介助等行ってきました

2009年 病棟へ配属
外科病棟、内科病棟、回復期リハビリテーション病棟、手術室へのヘルプを経験
外来から知っている患者さんとの間で、親やすさを持っていただきました。
手術室に入ることで腰部や膝、股関節の構造について実際に筋肉、骨を見てどのように手術されているのか知ることができました。これはマッサージをする上でイメージするのに大変役に立っています。
また、レントゲンやCT画像も身近なものとして存在します。

病棟では、なんでもかんでも薬剤を使う事に抵抗があり、夜間不眠の方に対しては、行動の見守りのために側にいて過ごしたり、足浴をする等を積極的に取り入れました。

2015年 看護主任に昇格

2016年看護師師長に昇格
看護師が安全に医療に従事できるよう、看護師が守られるようにという思いが強くなった。一生懸命、患者さんの事を思い駆け抜けて働く看護師の同志をとても尊く感じるようになる。
看護師の権利を大切にするように呼びかけ、看護師自身を守るための記録の必要性を訴えるようになった。
事務仕事や会議が増える中、もっと患者さんへ寄り添うことをしたい。そして今までやりたくてもやってこなかった事をやってみたいと退職する事を決意する。
2017年退職

訪問入浴
入浴の方法について学ぶ。私が行う足浴、手足、洗顔にはそこから学んだ手法が取り入れられ、見違えるほど美しい肌に仕上げる事ができる。

小学生のツアーナースを経験
ひとり取り残されがちなお子さんの良き聞き役となり、医務室は生徒さんの相談室となった

ヨガのインストラクターの資格取得
2018年
以前から毎日行っていた瞑想をしっかり学びたい事もあり、ティーチャートレーニングを受講しRYS200を取得する。
ヨガをすることで体幹を整え、それがBMSマッサージを行う身体作りを後押ししてくれている

2018年
やってみたかったヨガ教室を開始。現在も定期的に開催中!
金曜日 13時から14時 南戸塚地域ケアプラザ
第1、3金曜日 10:45〜12:15 日野南地域ケアプラザ
土曜日 7時から8時 金井公園

より深く瞑想について探究したいため

iRest瞑想の講座に継続して参加中

2019ー2022年
インド哲学について、神聖な言葉チャンティングについての理解を深めるために
STUDIO TYOTIにてADVANCED YOGA TEACHERの資格を取得

2018年
訪問看護師として活躍する
もともと点滴穿刺、皮膚のドレッシング処置は得意であり、ピンチヒッター的な役割をはたす。
念願の一人の方に1時間の関わりの中で、濃厚な介護、看護処置ができる充実感を得る。

2021年の転機
ターミナルの女性へ、リハビリのスタッフが足りないためにヨガが教えられる理由から介入する。相性が良さそうとの理由で毎日訪問する事になった。
始めは試行錯誤しながら、お身体を動かして頂くリハビリを行っていたが、一番マッサージを気に入られてマッサージをする事になった。その頃夜間眠れず、日中に寝る。時々精神状態が乱れる症状があったために、夜間に入って就寝させることが私の任務となった。

毎日19時から20時に訪問して、マッサージを行い、入眠したのを見届けて撤収する。その訪問をお亡くなりになるまで五ヶ月間続けました。
そのマッサージはオイルをたっぷり使って、できるだけソフトに優しく、包み込むようなマッサージです。
この時の私はマッサージの知識は皆無でした。ただ、「こうすると良さそう」そんな自分の感だけが頼りでした。
これからマッサージの希望は増えるだろう。いや、マッサージって人をこんなにも癒すのかとその凄みを感じていました。

ちょうどその頃に、ある知人より、「國分利江子」に会った方がいいよと言われて何をされている人かもわからずにF .Bでチェックしていました。
そうしたら、ものすごいオーラを発していて、周りの人を突き動かず何かを持っている人!!その発言には自分を成長させる力になる!言葉に誠実さがあって、この人の側で学びたいという気持ちを持つようになりました。

そして2021年
國分利江子校長が主催するMTI(マッサージセラピー・インスティチュート)が10月より開始されその一期生として入学しました
取得したこと

  • 全身の筋解剖学
  • SOAPプランによるマッサージセラピーの計画書立案
  • プロフェッショナル・ディベロップメント(セラピストとしての職業規範)
  • パルペーション技術(触診)
  • マッサージ手法の技術
  • BMSボディメカニクス

上記は学校が定める試験を行い一回で合格しました(40名中4名の合格)

2022年7月MTIレベル1修了

学びながらも訪問看護にてマッサージセラピーを行い、ご指名を多数いただくようになる

2022年
満を持して『息の場所マッサージセラピー結』を開業

保有資格

  • 普通自動車第一種免許
  • 看護師免許
  • 保健師免許
  • RYS 200 時間 YOGA STYLE:ハタヨガ
  • リストラティブ ヨガ マスターズ コース(リラクゼーションのヨガ)
  • INJURY MANAGEMENT YOGA INTENSIVE ー(怪我のマネイジメントのヨガ)
  • LOCOMO YOGA MASTERS COURSEーロコモヨガ(高齢者のためのヨガ)
  • YIN YOGA INTENSIVE ー陰ヨガ
  • 日本ヨガメディカル協会一般会員
  • STUDIO JYOTI アドバンスド・ヨーガティーチャー
    (クリシュナマチャリアのヨーガの教え 600時間以上)修了
  • MTI(マッサージセラピー・インスティチュート)レベル1・レベル2修了
PAGE TOP